Tag | ホイール
今回は、ハンドル振動(シミー現象とも言います)について説明します。
実は、振動やノイズ(異音など)は、自動車業界で高難度整備として位置づけられ、高い技術が要求されます。
プロとしては、腕の見せ所であり、他店との差別化が図れるポイントです。
ハンドル振動が生じた時には、まず、タイヤとホイールの点検を行います。
初めに、タイヤを点検します。
・ 溝の深さは大丈夫か?
・ 異常な磨耗がないか?
・ 亀裂や損傷はないか?
・ タイヤ空気圧は規定通りか?
次は、クルマを安全に持ち上げて、タイヤとホイールを点検します。
・ ハブベアリングのガタはないか?
・ タイヤやホイールの振れは大丈夫か?


次は、フロントホイールを外して、点検します。
・ ホイールナットやスタッドボルトに損傷がないか?
・ ホイールとハブの面合わせ部の損傷や汚れがないか?


過度なホイールの振れは、この面合わせ部の錆やゴミが原因かもしれません。
このとき一緒に、ホイールも点検しましょう。
・ 曲がりがないか?
・ ひび割れがないか? など・・・
次は、ホイールバランスを点検します。
・ ウェイトバランスは、大丈夫か?
・ ユニフォーミティは、大丈夫か? など・・・
ものすごいホイールバランサー HUNTER GSP9700 をご紹介します。
一通りのトラブルシューティングが完了したら、外した部品を組付けます。
社外ホイールの場合、ハブリングも大切な部品だったりします。こちらの説明は、また今度にします。
次は、ステアリング関連部品やサスペンション部品を点検します。
これらの部品の緩みやガタも振動(シミー)が発生する原因になります。
最後に、ホイールアライメントを測定します。
過度なポジティブ(プラス)キャスターも、振動(シミー)が発生する原因になります。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
実は、振動やノイズ(異音など)は、自動車業界で高難度整備として位置づけられ、高い技術が要求されます。
プロとしては、腕の見せ所であり、他店との差別化が図れるポイントです。
ハンドル振動が生じた時には、まず、タイヤとホイールの点検を行います。
初めに、タイヤを点検します。
・ 溝の深さは大丈夫か?
・ 異常な磨耗がないか?
・ 亀裂や損傷はないか?
・ タイヤ空気圧は規定通りか?
次は、クルマを安全に持ち上げて、タイヤとホイールを点検します。
・ ハブベアリングのガタはないか?
・ タイヤやホイールの振れは大丈夫か?


次は、フロントホイールを外して、点検します。
・ ホイールナットやスタッドボルトに損傷がないか?
・ ホイールとハブの面合わせ部の損傷や汚れがないか?


過度なホイールの振れは、この面合わせ部の錆やゴミが原因かもしれません。
このとき一緒に、ホイールも点検しましょう。
・ 曲がりがないか?
・ ひび割れがないか? など・・・
次は、ホイールバランスを点検します。
・ ウェイトバランスは、大丈夫か?
・ ユニフォーミティは、大丈夫か? など・・・
ものすごいホイールバランサー HUNTER GSP9700 をご紹介します。
一通りのトラブルシューティングが完了したら、外した部品を組付けます。
社外ホイールの場合、ハブリングも大切な部品だったりします。こちらの説明は、また今度にします。
次は、ステアリング関連部品やサスペンション部品を点検します。
これらの部品の緩みやガタも振動(シミー)が発生する原因になります。
最後に、ホイールアライメントを測定します。
過度なポジティブ(プラス)キャスターも、振動(シミー)が発生する原因になります。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
路面のうねりや段差にハンドルが取られやすくなる原因の一つとして「バンプステア」があります。
バンプステアとは、走行中、上下動した時におこるアライメントの変化の事です。(特にトゥの影響力が大きい)
注目すべきは、この変化の左右バランスを見ることです。
ちなみに、VWやアウディ等は、フロントのタイロッドエンドにバンプステアの調整機構が付いたモデルがあります。
タイロッドエンドの取り付け高さが調整できるようになっています。
さすがドイツ車、走りにこだわっています。
バンプステアの異常は、ステアリングシステムのミスアライメントが考えられます。
ステアリングリンケージでは、各リンクの組付け状態やパーツの変形によって起こります。

ラック&ピニオンシステムでは、ラックハウジングの組付け状態やパーツの変形によって起こります。

バンプステアは、クルマにアライメントテスターを取り付けて、車体を上下に動かすことで確認することができます。
まず、ホイールアライメントを測定します。
次に、車体を左右均等に上下させた時のアライメントの変化を読み取ります。(特に、トゥの変化に注意深く!)
左右のバランスが悪い時は、組付け状態やパーツの変形がないかチェックします。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
バンプステアとは、走行中、上下動した時におこるアライメントの変化の事です。(特にトゥの影響力が大きい)
注目すべきは、この変化の左右バランスを見ることです。
ちなみに、VWやアウディ等は、フロントのタイロッドエンドにバンプステアの調整機構が付いたモデルがあります。
タイロッドエンドの取り付け高さが調整できるようになっています。
さすがドイツ車、走りにこだわっています。
バンプステアの異常は、ステアリングシステムのミスアライメントが考えられます。
ステアリングリンケージでは、各リンクの組付け状態やパーツの変形によって起こります。

ラック&ピニオンシステムでは、ラックハウジングの組付け状態やパーツの変形によって起こります。

バンプステアは、クルマにアライメントテスターを取り付けて、車体を上下に動かすことで確認することができます。
まず、ホイールアライメントを測定します。
次に、車体を左右均等に上下させた時のアライメントの変化を読み取ります。(特に、トゥの変化に注意深く!)
左右のバランスが悪い時は、組付け状態やパーツの変形がないかチェックします。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
プロフィール
Author:イヤサカ/IYASAKA
自動車試験・整備機器及びシステムの専門商社としてイヤサカは、常に一歩先の時代を想定し、今、何が求められているのかをひとつひとつきっちりと検討し、人とクルマと環境のより良い関係をユーザーの視点で創造、提案します。
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